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長興山開発供養塔
長興山開発供養塔
 造立の年号が見あたりませんがこれを建てたのは岩村(真鶴町)の朝倉清兵衛で、これは石材関係の人と思われます。四角柱の側面に総奉行・下奉行ら8名の役人名、他の側面に43名の土木僧衆の名が刻まれ、このように長興山の開発事業に従事した人々を主とする記念碑と診られます。ところが、碑の正面は三界萬霊の文字を中心に、開山鉄牛の父母をはじめ関係者にゆかりある人々の法名15名と、裏面には同じく、17名の法名が刻まれて供養塔の性格を示しています。このように石塔は記念と供養を兼ねた珍しいものですが、しかしこれまでいわれてきたように、この工事の犠牲者の供養塔とするのは誤っているようです。

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